おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲


あらすじ
突如出現したテーマパーク「20世紀博」で、大人たちは現実の生活を投げ出し、童心にかえって楽しんでいた。だがその裏には、絶望の21世紀を捨て、希望に満ち溢れていた20世紀を永遠に存続させようとする、秘密結社イエスタデイ・ワンスモアの計画があった。このままずっと20世紀が続くかに思えたその時、未来を守り、21世紀を生きるため、しんのすけが立ち上がる。

発表当時こそ地味な扱いを受けたとしても最後は本物だけが残る
同年の日本アカデミーとやらには掠りもしなかったが、キネ旬は断トツの評価を付けていたことから誰を信じたらいいかよく分かりますね
2000年以降に溢れた昭和ノスタルジア作品に括られそうだが、本作はその枠に収まらないテーマ性が隠れている
むしろ本作以外に明日への希望まで繋げた作品は無いんじゃないか
ひろしが自身の人生を振り返って肯定する件としんちゃんが未来を信じぬく姿には泣かされます