おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Cocteau Twins

ある種の宗教に見られる「存在しない言語を喋り始める現象」、これは異言と呼ばれるそうな 実際に真似して適当に喋ってみると分かるが言語の様相を呈するのは何気に難しい そんな感じで歌作る奴が偶にいる 声を楽器として扱うってのは行き着くと言葉じゃなく…

四丁目の夕日

あらすじ大学受験を目指し勉学に励む主人公別所たけし、そんな彼の人生は母の事故から始まる連鎖反応的な不幸により無間地獄へと墜ちていく……。「三丁目の夕日」はとても良い話で映画も感動的だが、酷い引っ掛けで「四丁目の夕日」という鬱漫画がある不幸の…

北欧メタル

北欧はメタル大国でしられ普通にチャートに登場したりする 北欧メタルとかジャンル名になってるしね ここら辺の人たちは北欧神話をテーマにドラゴンとの死闘だのをピロピロギターとオーケストラをバックに歌い上げる アニソン臭いのでその筋の人たちからも変…

魔王(漫画版)

あらすじ高校生の安藤は、幼い頃自分にあると信じていた「他人に自分の思っていることを話させる力」が、単に偶然ではないことに気付く。同時に都心開発計画に揺れる街で、自警団グラスホッパーを率いるカリスマ・犬養には裏の顔があることを知り、犬養は正…

ミスト

基本的にネタバレミストは神映画だと思う(宗教的な意味で)原作はスティーブン・キング化物が動き回る霧の中をスーパーに閉じ込められる人たちの話現実を直視できず「そんなの見間違いだあ」と出て行っちゃうおっさんとかも味があるが、勝手に意味を見出し…

Siouxsie & the Banshees

アイドル崩れがパンクの格好するだけで「カッコいい」とか理解出来ない何が「へいへいゆーゆー」だ Siouxsie & the Bansheesが好きだったボーカルのスージー・スーは元ピストルズの親衛隊出身ピストルズがTV出演の際に放送禁止用語連発したせいで殺到した抗…

孤独のグルメ

同人で出そうと思ってた「こどグル」評論のお蔵だしちょっと古い【はじめに】「孤独のグルメ」とは94年から96年にかけて連載されていた原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる漫画である。全1巻で全18話+特別編1話で構成されている。ネットを中心に高い評価…

Stereolab

20世紀から21世紀音楽への移行の一つは音響派の台頭だったようなただ、音響派ってジャンルで括れるほど実態がないのが本当のところじゃないのって思う「折角技術が進んできたから、演奏後の編集作業に力を入れましょう」ってのが大まかな出発点だし、極論す…

バグダッド・カフェ

「バグダッド・カフェ」は世界中で大ヒットした独映画です旅行中に夫に捨てられた太ったオバちゃんと、小さなカフェで変わり映えのしない毎日に疲れきっている黒人オバちゃんの2人が出会う事から物語は始まる広大な砂漠の中で、身の回りの人間関係という小…

「フロム・ヘル」感想

基本的にネタバレしかしないアラン・ムーアは偏執狂的なまでに物語世界の構築に心血を注ぐ例えそれが「ヒーローが悪と戦う」といった単純な構図でもだその彼が「切り裂きジャック」を題材にした結果として、なんかもう「フロム・ヘル」はえらい事になってる…

Doves

この10年位のUKロックの潮流の1つに美メロがあった TVや映画に使いやすかったせいでスイーツ層にも受けがよかったのだろう 売れるからとメディアも適当にプッシュしていた 正直、The Man Whoの劣化みたいなアルバムが多くて辟易したものです そんな中で着実…