おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

早川義夫「たましいの場所」

18歳から21歳まで歌を歌っていた。早くおじいさんになろうと思い、25歳、町の本屋の主人として暮らしはじめた。そして二十数年後、無性に歌が歌いたくなり歌手として再出発した早川義夫の代表的エッセイ集。「恋をしていいのだ。恥をかいていいのだ。今を歌…

早川義夫「ぼくは本屋のおやじさん」

22歳(1969年)ロックグループをやめ、小さな書店を始めた著者の奮闘記。置きたい本が入荷しない小さな店のもどかしさ。冊子『読書手帖』を作って客とふれあい、書店主同士で通信を作り交流。再び歌手を始めるまでの22年間で学んだ大切なこととは。文庫化にあ…

井野朋也「新宿駅最後の小さなお店ベルク: 個人店が生き残るには?」

新宿駅15秒の個人カフェ「ベルク」。チェーン店にはない創意工夫と経営と卓抜した味と安さ。帯=奈良美智 解説=柄谷行人、吉田戦車、押野見喜八郎 ベルクは新宿アルタの下ら辺にある喫茶店、というかビアホールで昼から酒飲めるんだよね。ソーセージがとても…