おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

三田紀房「汗をかかずにトップを奪え!『ドラゴン桜』流ビジネス突破塾」

三田紀房の「ドラゴン桜1作で財産を築いてやろう!」という執念は凄いと思うの。あらすじ仕事も勉強と一緒。まじめに考えるな!桜木建二のビジネス突破塾、開講!カネがない、コネがない。でも出世したい!だったら、◎会社を使って「値打ち」を上げろ!◎リター…

Jason Mraz / Waiting for My Rocket to Come

一発屋ではないThe Remedy文化系男子といった様な情けなさが漂う人。歌詞もユルユルで「The Remedy」聴いてるともう少し焦った方が良いんじゃないかと思う。肩肘張らず聴ける作品である一方、「The Remedy」の異様なフックの強さには才能の高さを感じますね。…

Donald Fagen / Nightfly

録音当時なんて冷戦真っ只中だった訳で、本当に未来なんて信じていたのかい?I.G.Y.Maxineスティーリー・ダンからの作風を引き継ぎゲストミュージシャンがやたらに豪華、人間が作れる限界の作品と思われる 。加えて当時初のデジタル録音ということで通常盤で…

瀬名秀明「小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団」

ドラえもんという作品は読む時期によってかなり印象が変わるもので①今まさにのび太として②かつてのび太だった自分として③のび太の保護者としてという自分の年齢に合わせた受け取り方が出来る強度を持っている。今回、瀬名秀明は②③に焦点を当ててきた。あらす…

「大長編ドラえもん」全話レビュー 21~24巻

のび太と翼の勇者たちドラえもんの道具がいま一つ活用仕切れていなかった 丁寧に描いているのは分かるが、藤子先生に対して萎縮しすぎてるんじゃないだろうか ずっと気になったんだけどイカロスでかすぎね?のび太とロボット王国平成ドラの快作 いつものメン…

「大長編ドラえもん」全話レビュー 16~20巻

のび太と銀河超特急今回は銀河鉄道999のオマージュが至る所に現れている ストーリー面では「人形使い」の影響が見えますね ロマンは感じるが、焼き直し感が強いので他の作品の方が好きかもしれないのび太のねじ巻き都市冒険記藤子・F・不二雄先生が遺した最…

「大長編ドラえもん」全話レビュー 11~15巻

のび太のドラビアンナイト今回はアラビアンナイト世界が舞台 独特の異国情緒が素敵です ただ、しずちゃんが奴隷になるわ、のび太が砂漠で倒れるわで一番厳しい展開だった気がする ポケットを無くしてしまいドラえもんの道具が期待できない事も緊張感に拍車を…

「大長編ドラえもん」全話レビュー 6~10巻

のび太の宇宙小戦争今回のドラえもん一行は宇宙の果ての圧制に立ち向かう また、スネ夫が最も活躍した作品じゃないでしょうか あのラジコン技術は素晴らしいですよ 市民戦争の部分をもっと掘り下げたらテーマが明確になったと思うのび太と鉄人兵団シリーズ屈…

「大長編ドラえもん」全話レビュー 1~5巻

のび太の恐竜大長編ドラえもん第一弾 本編でもF先生の恐竜嗜好は度々現れたが、今回は一枚絵を使用したりと存分に趣味の世界が展開される また「珍しい生物との交流」「長編のジャイアンはいい奴」「タイムパトロールによる救援」といったお約束はこの巻で確…