おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

三田誠広「いちご同盟」

あらすじ高校受験と自分の将来に悩み、死さえ考えた良一。野球部のエース徹也を通じて、不治の病の少女・直美と出会い、生きる勇気を知った。15歳の少年が見つめる愛と友情と死これ、昔、何かの問題集でちょっとだけ読んだんだよね。気になっていたので決着…

小田実「何でも見てやろう」

海外放浪記の端緒として名高い1冊。深夜特急のように定まったルートがある訳ではないのでとっ散らかった印象あるけど十分面白かったです。解説を読んで思ったのは、小田実という人が終戦体験から出発しているということでした。第3世界の貧困を自分の物とし…