おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

米原万里「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」

1960年プラハ。マリ(著者)はソビエト学校で個性的な友達と先生に囲まれ刺激的な毎日を過ごしていた。30年後、東欧の激動で音信の途絶えた3人の親友を捜し当てたマリは、少女時代には知り得なかった真実に出会う!なんか amazonでランキング1位になってたから…

高田裕三「3×3EYES」

エヴァ以前のサブカル漫画の金字塔日本一有名な無名漫画グロから宗教な要素までサブカル的な部分がごった煮になっています後半は冗長だけどそこも含めてのサザンでしょうチベット密教からヒンドゥー教までに渡る引用は濃ゆいに尽きる単行本最終巻は雑誌掲載…

手塚治虫「新選組」

若き一隊士、深草丘十郎を主人公に激動の幕末を描く 理想とか無常観とかテーマが実に深い そんなに有名な作品ではないが非常によく出来ています

手塚治虫「ロック冒険記」

綺麗なロック こんな清純子役だった頃もあったのです

手塚治虫「アラバスター」

手塚先生はこの作品毛嫌いしてたらしい俺はすごい好きなんだけどな人種差別から強姦まで鬱要素てんこ盛りのピカレスクロマンです今だにピーナッツ飛ばす技が出来る気がしてる

エグゼクティブ・デシジョン

セガールが飛んでいった ジャケに大きく描かれた彼の顔は何なんだ ネタとして満点

ジョージ・オーウェル「動物農場」

ロシア革命を風刺した寓話そこには、全ての権力構造は腐敗するという真理が描かれている同時収録のエッセイ「象を射つ」「絞首刑」も植民地支配の本質を突いており必読こうした書物は読める間に読むべき

伊丹敬之・丹羽宇一郎「まずは社長がやめなさい」

当時の伊藤忠の社長と一橋大教授の対談 今世紀の初めに行われたものであり、以降の推移を鑑みるに重要なポイントが論じられています それは米国的な企業統治に対する警鐘だったり人材管理への提言だったりするわけで 日本経済全体を俯瞰するかんじなので、軽…

Sex Pistols / Never Mind the Bollocks

邦題「勝手にしやがれ」オリジナルパンクの教科書的な作品何気にまともに演奏してるんで、スタジオミュージシャンが吹き込んだ疑惑もあるライブ盤とかこの世の物とは思えないからな内容は3分以内にまとめたポップソング集で、ロットンの逝かれたボーカル以外…

バグダッド・カフェ

舞台はアメリカ、モハーヴェ砂漠にある寂れたカフェ バグダッドとは近くにある町の名前から来ている ゆったりとした優しい時間が過ぎる中、異邦から我が家へと変わっていく感覚に癒される 出てくる人が皆幸せな顔してるのが泣けるんだよな 人と人との触れ合…