おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ダグラス・アダムス「銀河ヒッチハイク・ガイド」

バカSFとして著名なんだけど、出てくるエピソードが悉くエスプリが効いてて作者の教養水準が伺える。何気に作者はモンティパイソンの関係者だったりもする。更に言うとDrフーとの絡みもあって英国サブカルチャーの底力を感じます。JKローリングもこーゆーノ…

大塚英志「木島日記 もどき開口」

大筋でつまらんかった。出てくる文学知識も大ネタばかり。ただ、最後の仕分けは圧巻につきる。サブカルもどきの皇国史観が首相の口から飛び出す現代だから皮肉がきいてる。「つまりこの国が今やあってはならないものなのだ」

野崎まど「know」

最後のオチが釈然としない。戻って来れるの?