おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

モーテル

あらすじ車の故障によって、やむなく人里離れたモーテルに泊まることになったデビッドとエイミーの若き夫婦。デビッドはテレビの横でほこりを被ったラベルのないビデオテープに目を留め,何気なく再生してみる。テレビに映し出されたのはリアルな殺人が行われ…

Depeche Mode

Depeche Modeは現役最大のバンドの1つバンド名が「移りゆく流行」の意味なのは皮肉ですなテクノ勃興期からシンセサウンドを取り入れたり、メタルパーカッションを導入することでインダストリアルの雛形を作ったり、と現在に至る影響力の大きさは計りしれない…

マイケル・ガーバー「バリー・トロッターと愚者のパロディ」

表紙がね…目に入ったんだ…気付いたら僕はレジにいた…まるで魔法にかけられたみたいにね…あらすじ全米、全英で話題騒然!あの大ベストセラーの非公認パロディ・メタめたフィクション翻訳完成! “サタデーナイト・ライブ”の構成作家を務める著者のマイケル・ガ-…

ルイス・ サッカー 「穴 HOLES」

あらすじ無実の罪で少年たちの矯正キャンプに放りこまれたスタンリー。かちんこちんの焼ける大地に一日一つ、でっかい穴を掘らされる。人格形成のためとはいうが、本当はそうではないらしい。ある日とうとう決死の脱出。友情とプライドをかけ、どことも知れ…

村上春樹「羊をめぐる冒険」

春樹ってどうにでも深読みできるけど、感覚的に「面白かった~」で別にいいだろうというのが俺のスタンスあらすじあなたのことは今でも好きよ、という言葉を残して妻が出て行った。その後広告コピーの仕事を通して、耳専門のモデルをしている二十一歳の女性…

Franz Ferdinand

Take me OutDo You Want Toニューウェーブ・リバイバルの一角底抜けに明るくてお気楽、たまにメランコリックダンスミュージックとして上出来の作品同時期のキラーズよりは幾分アートロック色が強い立ち位置がXTCぽいような気がするあざとくなった2ndこのフッ…

オノレ・ド・バルザック「ゴリオ爺さん」

ゴリオって何か響きがいいよねそれはまるで宇宙猿人ゴリのようなあらすじ奢侈と虚栄、情欲とエゴイズムが錯綜するパリ社交界に暮す愛娘二人に全財産を注ぎ込んで、貧乏下宿の屋根裏部屋で窮死するゴリオ爺さん。その孤独な死を看取ったラスティニャックは、…

ヘンリー・ジェイムズ「ねじの回転」

あらすじある屋敷に宿泊した人々が、百物語のように一人ずつ怪談を語る。題名の「ねじの回転」はその中の「一ひねり利かせた話が聞きたい」という台詞からとられている。そのうちの一人が、かつて自分の家庭教師だった女性からの手紙に書かれた体験談を読み…

北杜夫「どくとるマンボウ航海記」

あらすじ水産庁の漁業調査船に船医として乗りこんだ若き日のどくとるマンボウの興味あふれる航海記。船上生活と海の風物、アジア、アフリカ、ヨーロッパと次ぎつぎに立ち寄る港の人間と風景、あるいは事件が、著者独特の観察眼を通してユーモラスに、ときに…