おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

伊藤計劃「虐殺器官」

伊藤計劃(1974年 - 2009年3月20日)あらすじ9・11以降の、“テロとの戦い”は転機を迎えていた。先進諸国は徹底的な管理体制に移行してテロを一掃したが、後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激に増加していた。米軍大尉クラヴィス・シェパードは、その混乱の陰…

Bryan Adams / Reckless

Bryan Adamsは80年代を代表するロックシンガーカナダ出身だけど音はもろにアメリカンロックだったりする全員が想像する“ロックらしいロック”を作れるというのは結構すごいことだよねSummer Of '69 Run To You永遠の18歳ブライアンさんの実力が遺憾なく発揮さ…

At the Drive In / Relationship of Command

At the Drive Inはメキシコ系のアフロが結成したバンド声が擦れようが、音程が外れようが、力の限り演奏する姿は技術云々を超越してると思ふOne Armed ScissorArc Arsenalエモコア正直、この分野は予定調和的な激しさが鼻について自分の好みじゃなかったりす…

神谷秀樹「強欲資本主義 ウォール街の自爆」

あらすじリーマン、AIG、メリルといった大手金融機関の超弩級破綻が続くウォール街。これまで繁栄を誇ったアメリカ経済はいかにして間違ったのか。NYの日本人投資銀行家が鋭く抉るアメリカンスタンダード「失敗の本質」。 大量に出版されたサブプライム関連…

乙一「The Book」

あらすじ2000年、舞台は日本国M県杜王町(もりおうちょう)。冬休みの終わる3日前。ぶどうヶ丘学園高等部1年の広瀬康一と漫画家・岸辺露伴はコンビニの前で血まみれの猫と遭遇する。猫の飼い主を捜してたどり着いた先には家の中で車に轢かれた女性の奇妙な死…

本多勝一「日本語の作文技術」

論文作成の際に役立つ一冊 読み易い文章とは何かということを詳細に解説している ただし、用いる文章例に著者の政治信条が入りすぎているのは頂けないねアクが強いんだよ、この人

Aztec Camera / High Land, Hard Rain

ネオ・アコースティック(ネオアコ)は70年代を席巻したパンクに対する反動として現れたムーブメントパンク(反抗)に対するパンク(反抗)なので、音はイージーリスニング的だったりするアズテック・カメラはその中心バンドとして知られています後に渋谷系…

The Doors

「もし知覚の扉が浄化されるならば、全ての物は人間にとってありのままに現れ、無限に見える。」ウィリアム・ブレイクドアーズはサイケデリック・ロックを作り上げた伝説のバンドボーカルのジム・モリスンは幼少時に交通事故現場を見ており、死を常に意識し…

Garbage

ガービッジは「NEVERMIND」のプロデューサーで知られるブッチ・ウィグが結成したバンド時代柄グランジに分類されるが、ポップ感を押し出した点で他バンドと明らかに毛並みが異なるこの辺りからポスト・グランジの概念が出てきます When I Grow UpPush Itこの…