おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

V.E.フランクル「夜と霧」


あらすじ
心理学者、強制収容所を体験する―飾りのないこの原題から、永遠のロングセラーは生まれた。“人間とは何か”を描いた静かな書を、新訳・新編集でおくる。

淡々とした文体ながらここまで心を揺さぶる書物は存在しないだろう
人命が無価値に扱われる状況において、逆説的に人間の尊さが露になっている
こんな地獄でも人は他者を思いやる事が出来るという事実にどれだけ救われることか