おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

クリス・アンダーソン「MAKERS 21世紀の産業革命が始まる」


あらすじ
ワイアード』US版編集長で世界的ベストセラー『フリー』『ロングテール』の著者クリス・アンダーソンが、新産業革命の最前線へと読者を誘う。今日の起業家は、オープンソースのデザインと3Dプリンタを使って製造業をデスクトップ上で展開している。カスタム製造とDIYによる製品デザインや開発を武器に、ガレージでもの作りに励む何百万人という「メイカーズ」世代が、製造業の復活を後押しする。ウェブのイノベーション・モデルをリアルなもの作りに持ち込むことで、グローバル経済の次の大きな波を起こすのだ。世界規模で進行する「メイカームーブメント」を決定づける一冊。

最近流行の3Dプリンターを中心に採り上げた本。
クラウドファンディングの話なんかも盛り込まれてあって、アイデアが製造に直結する、つまりビット→アトムの境界線が薄まっている様子をスリリングに描き出している。
ロングテール・フリーと合わせて読むと更に理解が深まることでしょう。