おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

ルドルフ・キッペンハーン「暗号攻防史」


あらすじ
暗号の歴史は、秘密を守ろうとする人間と暴こうとする人間との、暗号作成者と解読者との、果てしなき攻防戦といえる。本書は古代ギリシャの昔からインターネット全盛の今日まで、その攻防の歴史を集大成したもの。なかでも世界史に大きな影響を与えた暗号と、それに関わった人々のドラマを描いたくだりは詳細で、かつ面白い。

暗号の歴史とは知性の歴史であると思い知らされる本
紀元前から連綿と続くその攻防は実にスリリング
これ一冊で暗号の基本は一通り触れられるようになっており、実際に暗号を解読出来るようになります