おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

罪山罰太郎「黒の女王」

悪意についての物語


あらすじ
「オリンピックで金メダルを獲れ!」 

ケダモノのような父親に柔道の英才教育を受けて育った少女、渋谷光。ある日、彼女の前に無限の暴力を宿す超存在“黒の女王”が出現し……

独自の出版形態も話題になったWEB漫画。
インディーズならではの強烈な作風が異彩を放っています。
英才教育に潜む親のエゴイズムをこれでもか!と抉り出す一方で、「悪意こそが人間を押し上げる原動力である」というテーマも背景にあって読み流せない作品ですね。
もっと作者の創作を読みたいと思いました。 
 
途中までここで読めます。