おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

中原中也「汚れつちまつた悲しみに…」



『山羊の歌』と『在りし日の歌』が収録されているお得な本 

早世の詩人として知られる様に、30年の生涯で残した作品は多いとは言えない 
年相応に若々しい表現が印象的だった 

「地平の果てに蒸気が立つて、世の亡ぶ、兆しのやうだつた。」