おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

小野不由美「屍鬼」

感想はハードカバー版に拠る


あらすじ
人口わずか千三百、三方を尾根に囲まれ、未だ古い因習と同衾する外場村。猛暑に襲われた夏、悲劇は唐突に幕を開けた。山深い集落で発見された三体の腐乱死体。周りには無数の肉片が、まるで獣が蹂躪したかのように散乱していた―。闇夜をついて越して来た謎の家族は、連続する不審死とどう関わっているのか。殺人か、未知の疫病か、それとも…。

上巻
もろにキング意識している大作
閉鎖的な山村を舞台に吸血鬼が静かに増殖していく
じわじわと死人が増えていく様子に寒気がする
住民が違和感の正体に気付く辺りで次巻へ

下巻
終幕に入っての展開が怒涛の速さだった
坊主も坊主の小説もゴミだと思いますね
他人巻き込んどいて達観する精神構造が気に食わない