おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

門田泰明「超獣閃戦」

門田泰明の才能は菊池秀行に匹敵すると思うが、悲しいことに彼についての論評は「トンデモ本の世界」でしか見かけたことがない
思うにSFやらハードボイルド作家として売り出しているから設定の粗を叩かれるのだ
小説とはエンタメであるということ、それのみが正義なのだ←いいこと言った感


あらすじ
国際科学開発機構の本部は米国防総省の中にあった。北大西洋条約機構加盟国が参加しているが、各国の機構自体は独立している。そして政治の表舞台に出ることなく、影の機関として機能していた。遺伝子及び細菌ウイルスの権威樋口昭は、医学界から忽然と姿を消した後、ISDMの幹部となってある研究に専念していた。迫りくる非常事態へ向けた異常な実験とは。

変な理屈で遺伝子組み換えされた化物達が死闘を繰り広げるハードバイオレンス
実にハードである
ベルセルクみたいだ
門田イズム溢れる作品、読め(キリッ