おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

法月綸太郎「しらみつぶしの時計」


あらすじ
無数の時計が配置された不思議な回廊。その閉ざされた施設の中の時計はすべて、たった一つの例外もなく異なった時を刻んでいた。すなわち、一分ずつ違った、一日二四時間の時を示す一四四〇個の時計―。正確な時間を示すのは、その中のただ一つ。夜とも昼とも知れぬ異様な空間から脱出する条件は、六時間以内にその“正しい時計”を見つけ出すことだった!?神の下すがごとき命題に挑む唯一の武器は論理。奇跡の解答にはいかにして辿り着けるのか。極限まで磨かれた宝石のような謎、謎、謎、!名手が放つ本格ミステリ・コレクション。

楽しく読める短編集
「使用中」の展開が笑える
表題作の論理もスッキリしてて良い、オチは微妙だが
猫が可愛いので幻想的な「猫の巡礼」も一息に読めた
これといった外れの話が無くて満足