2011-05-22 門田隆将「裁判官が日本を滅ぼす」 読書 あらすじ極悪非道の強姦殺人魔を無罪とし、悲惨な再犯を招いた支離滅裂の判決。鑑定の虚偽を見抜けぬ思考停止した裁判官。元役員の正義の内部告発を罰した裁判官。陰惨な集団リンチによる殺人事件の、事件自体の存在をも否定した裁判官…。各個の事情を顧みぬ判例主義、相場主義、無罪病、欠落した市民感覚、正義感の欠落、倣岸不遜。緻密な取材で、司法を斬る渾身の告発ノンフィクション。 判例至上主義に堕した司法の問題点を浮き彫りにする力作身の毛立つ程の凶悪犯達を「更正の余地あり」として無罪放免とする判決の数々にゾッとする何故司法改革が必要だったのか、何故裁判員制度が施行されるのか、その答えを示す必読の書