おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

ヘルマン・ヘッセ「車輪の下」

古典やね
後半は不要なんじゃないか疑惑もある
なおヘッセの自伝とみなされがちだが、普通に彼は長生きしている


あらすじ
誇りと喜びにあふれて首都の神学校に入学したハンスがそこで見出したものは、詰めこみ主義の教育と規則ずくめの寄宿舎生活であり、多感で反抗的な友人の放校であった。疲れ果てて父の家に戻った彼は機械工として再び人生を始めようとするが…。

教育の残酷な一面が描かれた名作
制度に当てはまらない素質を刈り取ることが、どれ程恐ろしい影響を子供に与えるのだろう

「…車輪の下に圧しつぶされてしまうよ」