おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

ジョージ・オーウェル「動物農場」


あらすじ
人間の農場主が動物たちの利益を搾取していることに気づいた「荘園牧場」の動物たちが、偶発的に起こった革命で人間を追い出し、「豚」の指導の下で「動物主義」に基づく「動物農場」をつくりあげる。動物たちの仲間社会で安定を得た彼らであったが、不和や争いが絶えず、最後は理解できない混乱と恐怖に陥っていく。結果的に支配者が入れ替わっただけで、人間が支配していた時以上に抑圧的で過酷な農場となる。

ロシア革命を風刺した寓話
そこには、全ての権力構造は腐敗するという真理が描かれている
同時収録のエッセイ「象を射つ」「絞首刑」も植民地支配の本質を突いており必読
こうした書物は読める間に読むべきでしょう
自分は本作に例えるとどの動物なのかも考えてほしい
豚か馬か羊か