おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

夏への扉

SF作家ハインラインは大御所で知られるが、特に「夏への扉」は古典とされている
個人的にタイムマシン物は複線回収が命だと思うが、これは非常に上手く処理していて素晴らしい作品です
その上で「未来は、ぜったいに過去よりよいものになる」と明確なメッセージを打ち出してるのも良書だなあと
夏になると読み返したくなりますね
BTTFのノリで映画にして頂きたい


最高のSF
ピートは本当に可愛いなあと思う
猫好きは皆読んどいて損はないでしょう
希望に満ち溢れてる作品
この本を読んでいる間、僕もまた夏への扉を探していたのです

ぼくの飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にたくさんあるドアのどれかが夏に通じていると信じているのだ。1970年12月3日、このぼくもまた夏への扉を探していた。