「チャージマン研！」全話レビュー ４１～４５話

41「シンデレラの少女」

最初に出てくる女、さりげなく声が男じゃね？　それにしても何やねん、ミリキ的って。シンデレラ題材の話なのに王子様の名前は中村三郎だ。中村三郎って……。だけど父親は航空会社の社長だぞ。継母たちに苛められる少女にいきなり現れるジュラル！　ジュラルビーム照射で少女の服はドレスに！　何ということでしょう。ジュラルええ人やー。継母もやっつけてさあレッツパーチー！（夢水清志郎っぽく）　だが、それは彼女に注意を引き付けといて、ジュラルたちはその隙に家捜しして新型航空機の設計図を書き換えると言う恐るべき陰謀だった！　もう何がなんだか。それにしてもこのアニメ、頬が赤くなるときの表現がおかしい。

今回の名言

「あたしミリキ的？」（少女その１）

「やるかこの黒ごぼう！」（少女その２）

42「空軍基地が狙われている」

いきなりタモリさん似のジュラルが登場だ。それにしても回想シーンのデパート、超高層である。そこで少年がおもちゃを万引きするんですがどう見てもバレバレです。おもちゃを友達とは寂しい男よ。まあ彼がそれをネタに空軍基地に入り込まされるんですがね。しかしご都合主義フルスロットルでそこには研がいた！　電気室に勝手に入るなよ、研。そして液漏れしてる謎のジュラル爆弾。何気にエンディングで初めて主題歌以外の歌が流れるぞ。そして例の如く少年の万引きはスルー。飛葉ちゃん助けて！

今回の名言

「１０７F」（デパートの階数表示。107階って……）

「（キャロンとか）その辺にいると思います」（研）

43「カメラのファインダーを覗け!」

いきなり画面の上の方に毛が見切れてますが、チャー研ではよくあること。そして竹刀が打ち合わされる時のSEがおかしい。ジュラルの中にもいい人はいるって話でしたー。すぐジュラル仲間にやられたけど。しかし剣道が出てくる必然性が分からない。

今回の名言

「でもあの人は　（無音だけど口は動いてる）　とてもいい人のようだけど」（研）

44「研の偽者をやっつけろ!」

いきなりサブタイトルの表記が「研の偽者をやっけろ！」です。やっけろ……、やっけろって……。タイトル通り研の偽者が現れて泉家に潜入するって話です。しかし、食事をする偽の研をいきなりフルボッコにする家族！　パパに至っちゃあガン細胞を消滅させて生物をドロドロに溶かす特殊光線（なぜか光線ではなくバーナーっぽい炎を出す）を持ち出す始末。さりげなくここで「手を洗わない＝偽者」、「トマトジュースを飲む＝偽者」「学校をサボる＝偽者」という事実が判明。鏡に映らないとバリカンは指摘するがその方がよほど説得力あります。この話で、火花程度の光で研は変装できると判明。あと渚先生がエロい。

今回の名言

「ちっきしょー（上ずった声で）　ここから出せ！」（研）

45「鳩時計が3時を指したら」

またもやジュラルの陰謀が繰り広げられる！　回りくどい方法（ピアノ教室に来たキャロンにピアノを弾かせる→鳩時計を見させる→研を殺すように暗示をかける→返す）で。そしてヤンデレな妹に死ぬほど愛されて眠れない研。夜中につまみ食いをするバリカン、最早「つまむ」の領域を超えてます。研を「悪い人間」と言い殺そうとするキャロン。お前の言うとおりだ。そして彼女に炸裂するママの本気のビンタ！　SEさんも本気だぜ！

今回の名言

「君の兄さんは悪い人間なんだ！」（ジュラル。嘘は言ってない）