おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

「チャージマン研!」全話レビュー 11~15話

例によって七志野藤兵衛さんからの頂き物

11「地球を守れ!」
地球に隕石が接近するという「アルマゲドン」や「ディープインパクト」を先取りした一作。生足がセクシーな吉阪博士が初登場。隕石の表面に小爆発を起こさせるという研の危険なミッションに思わずパパもご立腹だ。散々危険なことをやらせといて何を今更。地球が滅んでは侵略が出来ないと研に協力を申し出るジュラルの魔王、あんたいい人や。何気にスカイロッドも光学迷彩を搭載してる事が判明(多分作画ミス)。

今回の名言
ツボな台詞は特にないです。強いて言うなら研の「ものすごい光線です」か?

12「野菜サラダが食べられない」
謎の発光ラジオ。本当に何なんだよ、これ。何気にムスカ似のニュースキャスターが初登場。あと今回のパパは身内に不幸でもあったんか? 彼は今回珍しく研に同行するが、これはおそらく前回研の任務に反対したという出来事を引きずっていると思われる。そして異様に間延びした戦闘シーン。研が「今だ!」って言ってから光線が出るまで間が空きすぎです。何が今なんだよ。

今回の名言
「野菜か……」(パパ。ものすごい小声で)

13 対決!海底都市
冒頭からジュラルに捕まってる研の担任・渚先生。彼女を捕らえるのに乱暴な手段を使った事をわびるジュラルはやっぱり紳士だ。まあ洗脳されるんだけどね。そんなこんなで海底都市にて研たちを葬り去ろうとするジュラル。どうでもいいが海底都市の局長に同行する渚先生を見た研の表情が不機嫌なのが気になる。ヤンデレ? しかしいきなり真っ白になる局長は何なんだよ。くどいかもしれないが今回またしても尺が余る。

今回の名言
「黙れ、貴方は渚先生ではない!」(研)
「えぇー、毎日ですかー?」(研。このシーンのポーズと表情が無性にむかつく)

14「闇夜に消えた大仏」
怪作。この話に出てくるジュラルに操られる大仏で、荒山徹が「魔風海峡」に登場する大武仏を思いついたことはあまりにも有名である(大武仏の本当の元ネタは「仮面の忍者赤影」の金目像っぽいです)。大仏の声がものすごくやる気無いです。そして働かないSE! 1550カロリーの食事! ちょっと浮いて降下するジュラル円盤! 最初と最後で変わっている大仏様! そんでもって大仏様を壊しちゃいけないと言うキャロン、お前は二条乃梨子か。

今回の名言
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」(大仏)
「もしかしたら、この大仏の仕業ではないかと噂されています」(アナウンサー。今回はムスカじゃない)

15 「美術館の怪!」
絵の中に子供を連れ込んで誘拐するジュラル。この話が、黒澤明監督の「夢」に影響を与えたのはファンの間では最早常識である。ついでに「みんなのうた」の「メトロポリタン美術館」に影響を(以下同文)。そして、その絵の風景を見たことがあると言う渚先生をスルーして変身する研。以降その伏線は投げっぱなし。だってチャー研だから。あと変則的なジュラル虐殺バンクの使い方にも注目。

今回の名言
「作品A」(オブジェの看板)
ジュラル星人だ!」(研。まだジュラルが出てきてないのに)