おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

「チャージマン研!」全話レビュー 1~5話

七志野藤兵衛さん から預かってたチャー研レビューを広く世に公開していこうと
これは埋もれたままにしておくのは余りにも惜しい研究成果である
以下転載

えー、「チャージマン研!」というアニメは1974年にTBSで放送されたアニメです。今回はこれを1話からレビューしていくぜ! 主要登場人物はwikiあたりを参照のこと。しかし、なんという企画だ。最後まで読んでくれたら幸いである。むしろ読んで、読まないと余りに俺が馬鹿みたいじゃないかっ……!

 

1「 危機!!子供宇宙ステーション 」
記念すべき第1話。けど何で泉研がチャージマン研に変身できるのかは一切説明無しだしスカイロッドが円盤の周りをぐるぐる回るだけで「なかなかやるな!」とジュラルが言ったりと早くもチャー研クオリティ炸裂。ついでにSEは1話から仕事してません。遊園地のシーンも一切無音。あと他の話と比較すると結構動いてます。で、結局劇中に一切出てこない子供宇宙ステーションって何なんだよ。そんな訳で、研とジュラル星人の熾烈な戦いが始まったのだった。

今回の名言
「命令をすりゅ!」(ジュラルの魔王)
「よくも俺達の計画の邪魔をする気だな!」(ジュラル星人

2「危機一髪!!」
最初のジュラルの「はっしゃあー」と室外→室内→室外に瞬時に移動する魔王で噴く。この話で、研は光がないと変身できないことや研の家がジュラルにはばれてる事が判明。あと変身の声のテンションが低い。ついでにジュラルの魔王が前回に続いて滑舌が悪い。

今回の名言
「赤ん坊どうぜいさ!」(ジュラルの魔王)
「まだまだ諦めるぞ!」(ジュラルの魔王)

3「蝶の大群が舞う」
学者が似てるとか言ってる2種の蝶が全然似てない。あと人間の細胞を食べる蝶って最早それ蝶じゃなくね? 今回、何気に研のパパとママが初登場。だけどママの顔の作画が凄い。ウサギを捕まえるはずが唐突(マジで唐突に)に人間を拾って帰ってきたバリカンに不覚にも爆笑する。50年をかけた作戦が1分で頓挫したジュラルに合掌。

今回の名言
「何処で拾ってきたんだ、バリカン!」(パパ)

4 「謎の美少年」
名作。美少年のくせに「ウェイ!」とか「エェーイ」とか奇声を上げたり「たのみたい」を「たなびたい」と言う星君。そしてやっぱりSEが仕事をしないラグビーの試合。何気に研の変身が実は「変装」だった事が判明。ついでに研の強化服には光学迷彩内蔵っぽい(多分作画のミスで半透明になってるだけ)。研の股間の謎のアップに笑え。今回、初めて尺が余り最後の20秒は家を写してました。

今回の名言
「エェ――イッ!」(星君)
「ウェイ!」(星君)
「泉君、たなびたい事があるんだ、ちょっと」(星君)

5「ミイラが馬車でやってくる」
ミイラっぽくないミイラ怪人と研の死闘! 旅客機を台風に突っ込ませるなよ、機長。あと飛行機で遠足って流石に未来の学校は違う。途中のシーンで吹雪の吹き荒れる外にいた研が次の瞬間、室内にいるような気がする。柱にぶつかって炎上するミイラ怪人の馬車って何積んでたんだよ……。研のジュラル虐殺タイムに巻き込まれ死んだ馬車の馬に合掌。

今回の名言
「ねぇ……、チャージマン」(ミイラ怪人。多分「死ね」の言い間違い)
「よーし、ひとまとめに片付けてやる!」(研。ちなみに聞き取れないほどの早口で言ってた)