おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

USロック

The Starting Line / Based on a True Story

Bedroom Talkエモの界隈では割と有名だった人達実際しっかり作り込んであって好印象AARに似てると思いましたメンバーに華が無いのが後一つ成功をおさめられなかった原因だと思うルックスも重要というか、これ系のバンドってそういう面あるじゃない「Bedroom …

Primus / Sailing the Seas of Cheese

とにかく変態なんだよオルタナ・メタルに分類されていて、確かに扱いに困るだろうなと思う異常なベースもそうだけど、歌もおかしい妙にポップでマイク・パットン的な印象もある珍味盤

The Jon Spencer Blues Explosion / Orange

bellbottomsノーウェーブ系譜に連なるジョン・スペンサーが大成したアルバム パンクとブルースを融合させた熱いロックを展開しています「Bellbottoms」は漢の中の漢ソング今に至るブルースの復権の道筋を着けたとも言えるかもこの時代のNY地下シーンは新しい…

Collective Soul

アメリカンロックの実力者precious declarationrunどうも日本では軽んじられてる感があるバンド決して一発屋なんかではなくモダンロックチャートの常連ですよサザンロックを基調に泥臭さを抜いて聴き易くしている。言ってみればマッチボックス20をハードにし…

Bangles

Manic Mondayガールズバンドの先駆者。ランナウェイズとも繋がってる外部ライター頼みなとこがあるんだけど、後進が続いたのを見るに彼女達の果たした意義は大きいプリンスの提供で知られる「Manic monday」がいかにも80sって感じで素敵。アレンジのキラキラ…

Blind Melon / Blind Melon

No Rain当時のノリでグランジに分類されたが、HRからの受けも良かった不思議な存在どことなく牧歌的な作風で幸せな気分になれる割と今のUSインディーに近いかも知れませんヒット曲「No rain」はPVも可愛かったシャノン・フーンを亡くしたのは多大な損失だっ…

Spin Doctors / Pocket Full of Kryptonite

two princesライブバンドとして定評がある人達これはスタジオ作品なので手堅くまとめてあるリズム隊がしっかりしていて楽曲に安定感があるのが特徴かこのアルバムからはヒット曲も幾つか出ており「Two princes」は聴くべき

The Fray / How to Save a Life

カーラジオから流れて「コープレだ」「コープレだ」「コープレだ」ってなった。How to Save a Lifeover my headピアノを主体にしたロック キーン等の英国勢を連想させます 湿り気あるメロディーで米国のバンドとしては異色だと思った メッセージがストレート…

Semisonic / Feeling Strangely Fine

これもオルタナ時代のポップロックSinging in my sleepclosing timeミネアポリス出身の素朴ながらしっかりしたロックを鳴らしたバンドヒット曲こそ多くないものの、生活の一部として必要とされる音楽を作っていた「Singing in my sleep」がとても好き

Tonic / Lemon Parade

金太郎飴バンドIf You Could Only Seeオルタナ通過後のアメリカン・ロック 適度に歪んだギターが乾いた感じで清々しい 金太郎飴だが駄曲も無いです(なんと他のアルバムもジャケットが似てる!)バラードも良いね

The All-American Rejects / Move Along

Move AlongIt Ends TonightDirty Little Secret現代的なポップ・ロックエモが一般層に浸透したんだな~と感慨深いものがある率直に綴られる歌詞は、だからこそ若い聴き手にメッセージを届けることができるのです表題曲をはじめ良曲を揃えているのだけど、こ…

Mercury Rev / Deserter's Songs

Goddess on a HighwayOpus 40見捨てた者の歌 見捨てられた者の歌 どこまでも優しく悲しいサイケデリックな世界が築かれている このポップセンスが響かない奴は一生音楽が理解できないだろう 星が幾つあっても足りない一世一代の名盤

Queens of the Stone Age

go with the flow 邦題「R指定」 ストーナーやグランジの次と言われたりする重要バンド 死ぬほど歪んだギターが独特で面白い 最初の「Feel Good Hit of the Summer」における「ニコチン、ヴァリアム、ヴィコディン、マリファナ、エクスタシー、アルコール、…

No Doubt / Tragic Kingdom

Don't SpeakJust A Girlグウェン・ステファニーを顔に据えるスカパンクバンドの1stデビュー前に亡くなったドラマーの方がアフリカ系だったようで音楽面での影響を引き継いでいるのかも とても楽しいポップロックに仕上がっているグウェンのボーカルは溢れる…

The Black Crowes / Southern Harmony & Musical Companion

Remedyサザンロックの大名盤 典型的なロックスター像を体現している人達なので、そこら辺でカート・コバーンの嫌いなバンドリストに入ってしまったんだろう 滅茶苦茶演奏が上手いは曲作りもしっかりしてるはでえらいこっちゃですよ アルバムを通しての流れが…

Fastball / All the Pain Money Can Buy

The Wayやたら耳に残る「The way」を収録モダンロックのラジオで流れる感じの作品ですね哀愁に満ちている

CREED

健全なヘヴィロックというかOne Last BreathHigherWith Arms Wide Open 1st ジャケットがグランジ臭いでんな 低予算なので音作りが荒いのもそれっぽい 3作品中一番メタルっぽくて初期PJに似てます ポストグランジの定義はこの作品が元になっているとか クリ…

Rascal Flatts / Me & My Gang

What Hurts The Most カントリー畑の出ながら若年層まで幅広く支持されているバンドカントリーの音楽性を根底に置きながらもポップのフィールドで表現出来るのが強みです名バラード「届かぬ思い」のヒットもあり売れに売れてました「おばあちゃんは介護が必…

Soul Asylum

runaway trainMisery ミネアポリス出身のベテランバンド 不遇の時代を経て発表された、まさに会心の一作 時代を象徴するヒット曲「Runaway Train」のPVは必見です これは当時行方不明だった子供達についての歌であり、異様に子供達の失踪率が高いという米国…

Hellogoodbye / Zombies Aliens Vampires Dinosaurs

Here(in your arms)エレポとパワポがくっついた様な作品アメリカンパイに出てそうな人達が演奏してる学生的な情けなさが良い味だしてると思いますねヒットした「Here(in your arms)」のPVとか確信犯でしょうよ

Hootie & the Blowfish / Cracked Rear View

Let her cryHold my handなんか死ぬほど売れたアルバム ルーツロックとかサザンロックとかカントリーな感じ 伝統的なアメリカンロックだな ここら辺の分野は何時の時代も同じことやってるので真新しさはないが、黒人ボーカルが非常にソウルフルな点が変わっ…

Third Eye Blind / Third Eye Blind

Semi Charmed Life Jumper パワーポップを軸に色々ミクスチャーしてる感じ 97年を象徴する名曲「Semi-Charmed Life」を収録している その大ヒットから一発屋扱いされることが少なくないが平均して曲のレベルが高い 明るい絶望、と称されたようにアップテンポ…

The Calling / Camino Palmero

Wherever You Will GoStigmatizedどの曲も手をを抜くことなく良くできたアルバムアイドル扱いする向きもあったが骨太なアメリカンロックを演奏しているボーカルの声が野太くて大陸的やね何故かラブアクチュアリーで使われた「wherever you will go」が耳馴染…

Death Cab for Cutie / Plans

Death Cab for Cutieは昨今USインディーの中心的な役割を果たしてきたんで押さえておくと幸せかもしれないボーカルはエレクトロニカバンドPostal Serviceでも活躍していますぶっちゃけ前作の方が評価高いけど、未聴のためレビューできないのが残念であるMarc…

The Used / In Love and Death

Take it Away2nd序盤以降はあまり叫んでいないためファンに疑われることにまあ、メロウな曲もちゃんと作ってあるし悪くない作品スクリーモという分野は衰退しつつあるが正直ここら辺を聴いておけば十分だと思う

Lifehouse

いいバンドYou And MeBlindEverythingデビュー作 シンプルで骨太なアメリカンロック 背伸びせず地に足をつけた内容を歌う姿勢に好感が持てます 楽曲も全部良い特に、最後の最後で盛り上げる「Everything」の構成が素晴らしいロングヒットに定評のあるライフ…

Gin Blossoms

大切にしたい音楽Hey Jealousy Follow You Down非常に良質なアメリカンロックフォーキーなギターとメロディーを大切にしている90年代の青春映画でよくかかっていたことを思い出します名曲「Hey Jealousy」を作ったギターの人は本作の後に亡くなってしまい残…

Jellyfish / Spilt Milk

パワーポップの代表的名盤New Mistake邦題「こぼれたミルクに泣かないで」甘ったるいポップの宝庫でカーニバル見てるような気分になります日本盤は曲名の訳も面白いあらためて聴くと、細部までアレンジが凝らされていて音に厚みがあるなあと中心人物の一人、…

New York Dolls / New York Dolls

New York Dollsは後にSex Pistolsも手がけるマルコム・マクラーレンがプロデュースした元祖パンクバンドパンクってNYアングラシーンが出自なんだけど、このバンドがロンドンでライブしたことでイギリスに火が着く訳ですその意味で超重要Jet BoyNYパンクとロ…

Bryan Adams / Reckless

Bryan Adamsは80年代を代表するロックシンガーカナダ出身だけど音はもろにアメリカンロックだったりする全員が想像する“ロックらしいロック”を作れるというのは結構すごいことだよねSummer Of '69 Run To You永遠の18歳ブライアンさんの実力が遺憾なく発揮さ…