おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

ダグラス・アダムス「銀河ヒッチハイク・ガイド」



バカSFとして著名なんだけど、出てくるエピソードが悉くエスプリが効いてて作者の教養水準が伺える。
何気に作者はモンティパイソンの関係者だったりもする。
更に言うとDrフーとの絡みもあって英国サブカルチャーの底力を感じます。
JKローリングもこーゆーノリあるよなと思ったり。

大塚英志「木島日記 もどき開口」



大筋でつまらんかった。出てくる文学知識も大ネタばかり。
ただ、最後の仕分けは圧巻につきる。
サブカルもどきの皇国史観が首相の口から飛び出す現代だから皮肉がきいてる。

「つまりこの国が今やあってはならないものなのだ」

岡田尊司「パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか」

めちゃくちゃ良い本でした。人間観察系の本としては完成形では無いでしょうか。
様々な経験を積んだ著者の語り口は優しく、人間の大きさを感じます。
ちなみに僕は強迫性と自己愛性障害が当てはまりました!



「先生、転んでも大丈夫です。一回余分に起き上がればいんですから」
自分が支えていると思っていた存在によって、私は支えられている。

朝井リョウ「桐島、部活やめるってよ」



映画見てから読んだのであっさりした印象でした。
人間関係が淡白で最後まで相互理解は得られない。
僕は実質朝井リョウなのでこの感覚分かるな〜と思います。
他人の心情は理解不能ということ、自分が何者であるかは自分で決めないといけないこと

朝井リョウ「時をかけるゆとり」



直木賞を取っていないことを除けば実質朝井リョウなので読んでみました。
さくらももこの延長線にあると思うんですけど、ブログ的というか、あまり敵を作らない書き方の印象です。
冷静に観察して目的に向かって飄々と行動する。
これがインターネット世代、ボクらの時代