おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

サン・テグジュペリ「人間の土地」

ちょっと訳に癖がありました。


あらすじ
飛行士としての15年間の経験を基に巧みな筆致で語るエッセイで、極限状態での僚友との友情や、人間らしい生き方とは何か、が主題となっている。

飛行士という言葉がロマンを持っていた時代の随筆録。
飛行という行為には3次元的な視座があって、社会の俯瞰が可能になるのかもしれない。しらない。
植民地主義が現役だったこともあり"未開国"に厳しい気がしました。ヒューマニズムがしっかりしてる分救われるけど。
ちなみにアメリカでのタイトルは「風と砂と星と」です。
何気に表紙絵と解説を宮崎駿が書いてる。

さあ、老バークよ、行け、そして一人前の人間におなり