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おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

J・G・バラード「結晶世界」


あらすじ
アフリカの癩病院副院長であるサンダースは、一人の人妻を追ってマタール港に着いたが、そこからの道は何故か閉鎖されていた。翌日、港に奇妙な水死体があがる。死体の片腕は水晶のように結晶化していた。それは全世界が美しい結晶と化そうとする無気味な前兆だった。バラードを代表するオールタイムベスト作品。星雲賞受賞。

視覚的なイメージが美しい作品でした。
詩的というか、耽美というか、雰囲気に浸るための小説ですね。
宇宙スケールで事象が進行するのに物語が主人公近辺の三角関係で完結するという点はセカイ系のはしりかもしれない。
それがニューウェーブSFの特徴なんでしょう。ぶっちゃけサイエンスである必然性はありません。
アシモフが激おこなのは分からんでもない。

時間が底をつこうとしている