おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

海猫沢めろん「左巻キ式ラストリゾート」


あらすじ
目覚めた僕は記憶を無くし、12人の少女たちが暮らす見知らぬ学園にいた。僕の覚醒と時を同じくし、外部を喪失した学園では、トーチイーターと名乗る犯人による強姦事件が連鎖的に起こる。次々と餌食になる少女たち。犯人は誰なのか、この閉鎖された学園は何なのか―そして、僕はいったい誰なのか…。ゼロ年代の衝動の総てを詰め込んだ、異能・海猫沢めろんの伝説的デビュー作が待望の文庫化。鬼ノ仁の新規描き下ろしフルカラーイラスト群を収録し、東浩紀による解説を附した、最終版にして完全版。

ありがちなゼロ年代ノベルでした。西尾ぽい。
しかしこれは受け取る側の問題かもしれない。
チープなもの、ジャンクなもの、無意味な言葉遊び、そういったものが全てだった頃の僕が読んだら熱狂したかも。
フィストファックシーンの「押忍 !」は不覚にも笑った。

再販にあたり再掲されたインタビューが面白いので是非

「関西地獄篇」
 「東京煉極篇」