おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

寺山修司「書を捨てよ、町へ出よう」


評論のような詩集のような本でない本 
寺山修司の空想はあらゆるものを縦断して現実を切り出していく 
その底にあるのは無頼の思想であり、本作は一点破壊による現代社会へのカウンターなのだ 
「自殺入門」が中々に含蓄あるね 

何を撃つの?と少女が訪ねた。 
太陽だよ。と少年がいった。 
あいつ見てるとシャクにさわるんだ。