2014-06-17 寺山修司「書を捨てよ、町へ出よう」 読書 評論のような詩集のような本でない本 寺山修司の空想はあらゆるものを縦断して現実を切り出していく その底にあるのは無頼の思想であり、本作は一点破壊による現代社会へのカウンターなのだ 「自殺入門」が中々に含蓄あるね 何を撃つの?と少女が訪ねた。 太陽だよ。と少年がいった。 あいつ見てるとシャクにさわるんだ。