中田永一「百瀬、こっちを向いて。」
あらすじ
「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは―。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった…!」恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。
2013年の現時点で作者が乙一の変名だったことが分かっているのだけれども、そう言われると微妙に文体変えてある気がする。
単に出版社と揉めたことが理由という訳ではないのかもしれない。当人のみぞ知る話である。
【感想】
なんか桐島部活~を薄味にしたようなのが多かったです。