おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

乙一「暗いところで待ち合わせ」

表紙が怖い


あらすじ
駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。犯人として追われるアキヒロは、ミチルの家へ逃げ込み、居間の隅にうずくまる。他人の気配に怯えるミチル。奇妙な同棲生活が始まった―。書き下ろし小説。

奇妙な設定、コミュニケーション不全、グロテスクなモチーフ。
それらの要素が自然に結びつけられ綺麗にまとめてある。
乙一・黒乙一って分けるけど、乙一って色んな要素がモザイクみたいになった作家だと思うんだよね。
個人的に作者の最高傑作。