おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

ヒルトン「チップス先生さようなら」

孤独なおじさんの記録。
定年後も学校に現れ子供に遊んでもらう姿は涙を誘う。


あらすじ
霧深い夕暮れ、暖炉の前に坐ったチップス先生の胸に去来するのはブルックフィールド中学での六十余年にわたる楽しい思い出……。

古きよき教師の姿というんですかね。
派手な問題は別に起こりません。「ははっ、この悪戯っ子め~」的な話ばかり。
伝統的なパブリックスクールの空気を感じとれるのがタメになります。
何故か古本屋に平積みされてる。不思議!