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おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

三浦綾子「続 氷点」



上巻
人間の業の深さを突きつけられる作品 
登場人物は其々に問題を抱えており一筋縄ではいかない 
他者の悪い点にばかり目が行って良い点を忘れがちなのは残念なことである

下巻
贖罪をテーマに物語は終息する
人は罪を償い得ないが故に原罪を持つということ
だからこそ赦しが必要になる
その権威を信仰に求めるのは一つの帰結だろう
よくできているが、箱庭的な世界観が気になった
達哉の造形も異常に感じる