おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

R. エンリコ「コーラ戦争に勝った! ペプシ社長が明かすマーケティングのすべて」


あらすじ
1985年、コカ・コーラ社はアメリカそのものと言われた原液の調合を変更した。そして3カ月後、消費者の批難の嵐の中で、従来のものを再び市場に戻した。ビジネス史上に残るこの誤算は、ペプシが執拗に繰り拡げた挑戦がもたらしたと言われる。本書は、No.2のペプシがいかにしてNo.1になったか、消費者の心の掴み方、社員のやる気の引出し方を、ペプシ社長が詳細に明かすものである。

業界2位からペプシが巨人コカ・コーラ社を打ち負かす過程を社長自ら語った書籍
米国の市場競争の激しさが臨場感を持って伝わってくる 
清涼飲料水はマーケティング戦略に大きく左右されるという事情があるので、そうしたケーススタディー等にも使えると思われる 
ただし時系列が把握しにくい書き方をしているのは褒められない 
本筋に関係ないけどマイケル・ジャクソンの挿話が故人の才能を感じさせて印象的だった