おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

平野啓一郎「日蝕」

これはこれで小説でしか表現できないのでは。


あらすじ
錬金術秘蹟、金色に輝く両性具有者(アンドロギュノス)、崩れゆく中世キリスト教世界を貫く異界の光……。華麗な筆致と壮大な文学的探求で、芥川賞を当時最年少受賞した衝撃のデビュー作「日蝕

解説の四方田犬彦が粗方言い尽くしちゃってるので書評とかイランね。
反復がどれほどの意味を持つの?って気もするけど。
文章表現の緻密さと物語としてのそつのなさ、その完成度の高さをひたすら愛でる小説ですな。