おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

筒井康隆「くさり ホラー短篇集」

基本的に筒井はどれも後味悪い


あらすじ
人間の脳が知覚できる最大の恐怖とは?時間を支配したはずの男を襲う断末魔とは?宇宙が経験する極限の終末とは?さらには、肥満の女流作家から銀座のクラブまで、人間いたるところ恐怖あり!痛そうで怖い、おぞましくて怖い、そして何よりも笑えてしまうほど怖い、文字通り恐るべき数々の作品。ホラー小説の概念を覆す連続技が炸裂。新発掘短篇「大怪獣ギョトス」も収録。

ホラーと謳っているけど風刺要素が強い選び方をしている
団塊世代の父親に対する反発と恐れをメタファーした「さなぎ」は必読
やっぱり筒井は良い