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おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

クライヴ・バーカー「血の本(1) ミッドナイト・ミートトレイン」


あらすじ
かすれた声…深夜の地下鉄には、世にも恐ろしい悪魔が棲んでいる。吊り皮につるされた死体、床にあふれる血の臭い!話題の新鋭が描く恐怖と戦慄の第1弾。世界幻想文学大賞・英国幻想文学賞受賞

これは天才だわ…
ヘルレイザー見たときから思ってたけど、パーカーはおぞましさの中から立ち上る崇高な“何か”を描こうとしている。
その関心対象は社会通念から著しく外れるし簡単に共感できるものではないけど、圧倒的で壮大で、表現者として最も大切なものだ。
実際のところこの短編集にはムラがあって半分は凡庸なんだけど、表題作と「丘に、町が」は読書家を称する者なら必ず読むべき。