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おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

シンシア・アスキス他「淑やかな悪夢 」


あらすじ
神経の不調に悩む女にあてがわれた古い子供部屋。そこには、異様な模様の壁紙が貼られていた…。“書かれるべきではなかった、読む者の正気を失わせる小説”と評された、狂気と超自然の間に滲み出る恐怖「黄色い壁紙」ほか、デモーニッシュな読後感に震撼すること必至の「宿無しサンディ」等、英米の淑女たちが練達の手で織りなす、本邦初訳の恐怖譚12篇を収めた一冊、文庫化。 
 
ゴシック小説の名作と名高い「黄色い壁紙」が読めるアンソロジー。これは貴重!
収録されてる同時期のホラー小説と比べても異質な作品である。
先んじたサイコホラーというんですかね、読んでいて精神を引っ掻かれるような不安感がある。
恐怖という感情は時代・文化に依拠する部分が多いのだけれど本作には根源的なものを感じます。
自分という個が崩れていく感覚、それこそが真に恐れるものなのではないでしょうか。

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