おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

森見登美彦「太陽の塔」


あらすじ
京大5回生の森本は「研究」と称して自分を振った女の子の後を日々つけ回していた。男臭い妄想の世界にどっぷりとつかった彼は、カップルを憎悪する女っ気のない友人たちとクリスマス打倒を目指しておかしな計画を立てるのだが…。

森見作品てどれも似た感じなんだけど、処女作のこれは未だ洗練されてなくて色々ごった煮である。
構成とっちらかっていて本筋見失ったり。
後になると、もうちょい性描写がメタファー化されてたりもするよね。
初っ端に『京都』という舞台を構築できたのが以後の作品群に繋がっていくのでしょう。重要。