おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

稲盛和夫「アメーバ経営」

まるで信仰だな…


あらすじ
大きくなった組織を「アメーバ」と呼ばれる小集団に分けて独立採算することで、現場の社員ひとりひとりが採算を考え、自主的に経営に参加する「全員参加経営」を実現する―。会計の常識を覆す、独創的経営管理の発想と仕組みを初めて明かした「門外不出の書」

部門ごとに独立採算にすることで全社をプロフィットセンターにしようみたいな話。
社員一人ひとりに経営者マインドを根付かせるというのは確かに重要なんだけど、突っ込みどころも多かった。
とりあえず列挙してみる。

・採算管理が細かすぎてコストかさみそう
・部材の社内調達と社外調達を並行したら全体最適ならんだろ
・そんな頻繁にアメーバ組み替えてたら社員の負担凄くね?
・どうしても採算性が上がりやすいアメーバと上がりにくいアメーバに分かれるのでは
社畜以外にインセンティブない制度ですね

 
結局、各工程ごとの採算管理を「独立企業と同レベル」で行うのが要点なんじゃまいか。