おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

大塚英志「僕は天使の羽根を踏まない」

昭和的なジュブナイルへのお別れ


あらすじ
麒麟と犬彦。傷ついた魂を抱え、転生を繰り返してきたふたりがであった時、物語ははじまる。それは摩陀羅という名の少年を探す物語。最後の転生の時を迎えた今、ふたりはもう一度彼と出会うことができるのか……。MADARAシリーズを愛する読者に、そして現在少年と少女のあなたに捧げる、切なくも優しい青春小説。 

読者のための完結編 
「いい年してラノベなんか読んでんじゃねーよm9(^Д^)」 
といった趣旨のあとがきがあり、未だに物語を引き摺ってる読者に対する責任感が著者なりにあったんじゃないかと 
MADARA信者は泣いて悔しがったと思うが、正直本編が退屈だった自分はくそ笑った