おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

中井英夫「虚無への供物」


あらすじ
昭和二十九年の洞爺丸沈没事故で両親を失った蒼司(そうじ)・紅司(こうじ)兄弟、従弟の藍司(あいじ)らのいる氷沼(ひぬま)家に、さらなる不幸が襲う。密室状態の風呂場で紅司が死んだのだ。そして叔父の橙二郎(とうじろう)もガスで絶命――殺人、事故?駆け出し歌手・奈々村久生(ななむらひさお)らの推理合戦が始まった。

三大奇書として有名な作品 
だらだらと屁理屈を捏ね読者を幻惑する様はまさにワンダーランド