おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

スーザン・ヒル「ぼくはお城の王様だ」


あらすじ
11歳のエドモントのお屋敷に母と一緒に居候することになってから、同じ年のチャールズの地獄が始まった。

物語単体だとキツいだけの印象なんだけど、あとがき含めて成立する感じ。
社会として本書をどう受けとめるかに救いがあるのです。
全員が全員と仲良くするなんて絵空事だし、それはそうしたものとして全員が理解すべき事実だと思う。
 

なぜ、なんのために、小説を書くかといえば、結局はこれに尽きる-あなたはひとりぼっちじゃないんですよ、と伝えるため