2012-02-02 スーザン・ヒル「ぼくはお城の王様だ」 読書 あらすじ11歳のエドモントのお屋敷に母と一緒に居候することになってから、同じ年のチャールズの地獄が始まった。物語単体だとキツいだけの印象なんだけど、あとがき含めて成立する感じ。社会として本書をどう受けとめるかに救いがあるのです。全員が全員と仲良くするなんて絵空事だし、それはそうしたものとして全員が理解すべき事実だと思う。 なぜ、なんのために、小説を書くかといえば、結局はこれに尽きる-あなたはひとりぼっちじゃないんですよ、と伝えるため