2012-05-26 京極夏彦「姑獲鳥の夏」 読書 京極堂シリーズは推理法、というか解決法が気に食わない。ちんたらしてると余計な被害を産むだけだと思うんですよね。戦中制限されていた人間性の回復みたいな意味合いがあるんだろうけどさ。あらすじこの世には不思議なことなど何もないのだよ―古本屋にして陰陽師が憑物を落とし事件を解きほぐす人気シリーズ第一弾。東京・雑司ケ谷の医院に奇怪な噂が流れる。娘は二十箇月も身籠ったままで、その夫は密室から失踪したという。文士・関口や探偵・榎木津らの推理を超え噂は意外な結末へ。関口死んじゃえよ