ポール・ニザン「アデン、アラビア」
あらすじ
老いて堕落したヨーロッパにノンを突きつけ、灼熱の地アデンへ旅立った二十歳。憤怒と叛逆に彩られた若者の永遠のバイブルを、三島由紀夫賞作家による新訳で紹介
先進国の固定化した社会体制に閉塞感を感じ飛び出すものの、世界の果てにも人間性の疎外が広がっていることに気付き体制本体を変えるため故郷に戻る話(要約)
要約以上でも以下でもない内容でした
グローバリズムへの警鐘という視点では非常に先駆的ですね
ただ文体が…
感情の趣くまま書き散らしているので文章構造を理解するのがメチャクチャ大変でした
上手く頭に入らなかったので最初の一文以外は何も印象に残ってない…
読み返すと印象変わるのだろうか
「ぼくは二十歳だった。それがいちばん美しい歳だとは誰にも言わせない」