おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

黒井勇人「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」


あらすじ
最終学歴中卒、ニート歴10年。母の死をきっかけに一念発起したマ男は、プログラマの資格をゲットし、IT企業に就職する。待望の社会人生活の先には輝かしい未来があるはずだったが―。ダメな上司に、ウザイ同僚、仕事はハードでサービス残業当たり前。壮絶なブラック会社で、マ男に未来はあるのか。

形式は似ていながら電車男と決定的に違うのは、匿名掲示板に頼ることなく物語が完結している点だろう
この話の真偽の程は置いておくにしても、多数の人が自分の例に照らし頷くようなブラック会社が存在することに嫌気がする
それでも働かなければいけないという現実がある訳で
実際、作者の仕事への動機付けは誰でも同じようなものだろう