おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

XTC

バンド名はエクスタシーの意
ビートルズキンクス~10ccといった英国流ひねくれポップの系譜をパンク期に繋いだ業績が高く評価されている
それと裏腹に大きなヒットは飛ばしていないので、ミュージシャンズミュージシャンの趣も

King For A Day


Mayor of Simpleton



テープ処理やらに凝りだしてライブで再現できる限界の作品
今聴くともろにブラーですね
ここまで古さを感じないのは完成しているという事だろう
緩む場面もない高水準の変態ポップアルバム
「Generals And Majors」がとても楽しい


ポップ面の代表作
トッド・ラングレンのプロデュースもあってビートルズビーチボーイズ色が濃い
いつもの狂ったようにはひねてない
名作だが番外編的な位置付けか


前作のオーバープロデュースに反発して作られた姉妹作的なアルバム
XTC流のポップスが完成している
これも普段よりひねくれてないな
異論あるだろうが「King for a day」は最高の名曲だと思う