おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

折口信夫「死者の書・身毒丸」


あらすじ
古墳の闇から復活した大津皇子の魂と藤原の郎女との交感。古代への憧憬を啓示して近代日本文学に最高の金字塔を樹立した「死者の書」、その創作契機を語る「山越しの阿弥陀像の画因」、さらに、高安長者伝説をもとに“伝説の表現形式として小説の形”で物語ったという「身毒丸」を加えた新編集版。

難しいよコレ
古文調で語られるからえらく読み難い
話の展開も唐突に進むため理解し難い
ただ、冒頭の場面といい印象に残る箇所が多く古代や中世の空気が伝わってくる
歴史的価値は高いので頑張って読むと得るものは多いでしょう
国文学者としての折口の達成点

した した した。