おれん家の本棚

音楽・映画・書籍なんかのテキトーな感想。フツーにネタバレする。

大塚英志・杉浦守「オクタゴニアン」


あらすじ
非合法共産党を壊滅させた男・スパイM、天皇の影武者だった菊人。米軍占領下の日本に次々と起こる奇怪な事件に二人が挑む。戦後史の謎を大胆に推理する、大塚英志渾身の民俗学ミステリコミック!

戦後復興期の日本を舞台にアノ人たちが謎を解き明かしていく、という濃い内容
昭和三大事件等々の怪事件の背後に進駐軍の影が見え隠れするが、ここら辺は実際に囁かれてるのでリアリティーがある
その象徴としてオクタゴニアン、つまり進駐軍に接収された御用列車が用いられていてとても上手いと思った